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Makoto Saito
サイトウマコト

1952年   福岡県生まれ。
1977年  第13回現代日本美術展 兵庫県立近代美術館賞受賞
1978年  「第12回日本国際美術展」(東京都美術館)
1979年  「第14回現代日本美術展」(東京都美術館) 
   1980年   「第13回日本国際美術展」(東京都美術館)
1981年   「第15回現代日本美術展」(東京都美術館)
1984年    第9、10 回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ展金賞(ポーランド)
1985年   「第17回現代日本美術展」(東京都美術館)
第1回世界ポスタートリエンナーレトヤマ展金賞・銅賞(日本)
1986年   「日本現代絵画83人展」(インド国立近代美術館)
      「第16回日本国際美術展」(東京都美術館)
1987年   「現代のイコン:かみとひととものとときのなかに」(埼玉県立近代美術館)
       「第18回現代日本美術展」(東京都美術館)
'87毎日デザイン賞(日本)
1989年   「地・間・余白-今日の表現から」(埼玉県立近代美術館)
       「第19回現代日本美術展」(東京都美術館)
       第8回ラハティ国際ポスタービエンナーレ展グランプリ(フィンランド)
1990年   第6回フランスポスター国際展グランプリ(フランス)
1994年  「Japanese Design: A Survey Since 1950」(フィラデルフィア美術館、ポンピドゥ・センター:国立近代美術館、サントリーミュージアム天保山)
1995年   GOOD DESIGNアウォード受賞 '95~'01まで連続受賞(アメリカ)
1996年  「サイトウ・マコト:現代デザインの視点」(サンフランシスコ近代美術館)
1999年  「Makoto Saito : Art of the Poster」(ハンティントン・ギャラリー、マサチューセッツ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン、サンフランシスコ近代美術館)
2001年  ドイツレッドドットアウォード ベストオブベストアウォード(ドイツ)
2002年  第18回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ展金賞(ポーランド)
2003年  「The Art of Design : Selections from the Permanent Collection of Architecture and Design」(サンフランシスコ近代美術館)
     「Makoto Saito – The Tokio Graphism」(ハンブルグ美術工芸博物館)
2005年  「The Art of Design」(サンフランシスコ近代美術館)
2008年  「サイトウ・マコト展 : SCENE [0]」(金沢21世紀美術館)

【主なパブリック・コレクション】
ニューヨーク近代美術館、ポズナニ美術館(ポーランド)、サンフランシスコ近代美術館、 ヴィクトリア&アルバート美術館(イギリス)、フィラデルフィア美術館、香港文化美術館、 東京国立近代美術館、ハンブルグ美術館(ドイツ)、兵庫県立近代美術館、デザイン美術館(ロンド ン/イギリス) 他

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1952年、福岡県八女市に生まれ、北九州市小倉で育つ。1970年代よりグラフィック・デザインに携わり、従来のコラージュ技法を革新した斬新な作品により、国内外で注目をあびる。1977年に第13回現代日本美術展 兵庫県立近代美術館賞を受賞。その後も日本のみならずアメリカ、ヨーロッパなどでも評価され、多数の受賞歴を持ち、グラフィック作品は世界中で30館以上もの美術館にコレクションされている。創作活動の範囲も幅広く、広告アートディレクション、映像監督、商品開発のプロデュース及びデザインなどにも及ぶ。1990年代半ばからは絵画の研究を本格化させ、大規模な個展も開催されている。
彼の作品には、人物の顔をモチーフにしたものが多い。それらは一見して顔とわかるのだが、明確な表情や輪郭はわからない。その人物のさまざまなものが溶け出して、混じり合い、うごめいているかのようである。これらの作品は手で描いているように見えるが、コンピュータを使用した「デジタル・ペインティング」であり、数百におよぶレイヤーが重なり合って描かれている。印刷の網点の部分を加工しながら手で描いた《Lexington Hotel》などの、手で描きながら写真のように見える作品もある。ジャン=リュック・ゴダールやフェデリコ・フェリーニなどの映画を幼い頃から浴びるようにして見てきたというサイトウ・マコトの作品には、映画的な要素が強く感じられるものも多い。